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震災紙芝居の公演を開催しました

紙芝居

震災当時の浪江町の様子を紙芝居で語り継ぐ「浪江まち物語つたえ隊」の岡さまをお招きし、紙芝居の公演を開催しました。

紙芝居のタイトルは「無念」。
物語は、震災発生後に救助活動がその日のうちに打ち切られてしまったことに対する地域の消防隊員の悔しさや葛藤を描いた、実話をもとにしたお話。
語り手の岡さんの熱演に、全国からいらっしゃった来館者の方々が引き込まれ心を揺さぶられる時間となりました。遠くからは沖縄の 琉球大学・医学部の学生さんたちもご来館いただき、真剣な表情で物語に耳を傾ける姿が印象的でした。訪れた方の胸にはこの場所の記憶と教訓が刻まれたことと思います。

紙芝居

最近では、ロシア・カムチャツカ半島沖での地震の影響により、津波注意報や警報が発表されるなど、不安な時間を過ごされた方も多かったかと思います。
あらためて、海や川の近くにいる際には、
• 水辺からすぐに離れること
• 高台など、安全な場所へ避難すること
といった行動を日頃から意識することの大切さを、今回の機会を通じて実感いたしました。

また、この請戸小学校に足を運んでいただき震災の記憶と教訓を知ってもらうきっかけになればと思います。

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